Syntax highlighter

2013-09-30

省メモリ計画(スタック編)

自分でも次があるとは予想していなかったw

ふとシャワーを浴びながら気づいたのだが、Sagittariusではほぼ全てのSchemeオブジェクトがヒープに作られる。しかし、多くのオブジェクトは使用後すぐに不必要になりGCを待つことになる。これはパフォーマンス的にはメモリ使用量的にも嬉しくない。

なぜこのような作りになっているかと言えば、単なる手抜きである。しかし、初期化用のC APIを用意してやればいいような気がしてきた。全てのオブジェクトに対して用意するのは手間だが、とりあえず頻繁に使用されるかつ使用後すぐに破棄されるようなものだけに絞ってやればそこそこ成果が出るのではないかと思っている。

では何が上記の条件を満たすようなものなのか?実は既にいくつか候補があって、トランスコーダ、ポート、ハッシュテーブル辺りがとりあえずのやってみると効果がありそうなものとなっている。なぜか?ポートはキャッシュを読み込む際に問答無用で作られるので、たとえば(rnrs)を読み込むと20個以上のオブジェクトが作られることになる。トランスコーダはUTF8からUTF32に変換する際に作られているうえに、この処理はreadで常に起きている。ハッシュテーブルはいたるところで共有オブジェクト等の保持に使われていて、たとえば1つのキャッシュファイルの読み込みに2つ使用されるなどかなり使われている。

とりあえず実装してみて効果があれば順次足していくという方向で行くことにする。

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