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2015-08-10

手抜き力

最近日常的に割りと限界まで自分ができることを詰め込んでいるのではないかということに気づいたのと、それだとまずいなぁと思ったので自戒を込めたポエム。

一生懸命という言葉がある。元々は一所懸命という言葉だったのが、どこかで間違って一生懸命となったらしい(要出展)。僕は人生是すちゃらかをモットーにしているのだが、どうも何かを頼まれたりやろうと思ったりすると加減というものが効かない性分でもあるらしい。頼まれたら確実に不可能でない限り引き受けるだろうし、やると決めたら割ととことんやるので大抵どこかで息切れをする。これらのことが期限付きもしくはゴール付きのことであれば終わりがあるのである程度大丈夫なのだが、無期限もしくは終わりがないものだと問題になる。

例えば100m走を思い浮かべればどんなことかイメージしやすいだろう。100m走であれば、100m全力で走った後は失速しようが血を吐いて倒れようが目的は果たしたのでそれ以上に何かを求められることはない。それがマラソンだったらどうだろうか?100m走って止まってもまだ終わっていない。残り42.095km走らなければならないのだ。

話を一生懸命に戻してみよう。一生を懸命に生きる、すばらしい言葉だと思う。でも人生を80年と考えて常に全力疾走できるだろうか?残念ながら僕のような凡人には無理である。30数年生きたが24時間365日の内5割は手抜きして生きてきたと思う。それがここにきて手抜きの割合が多少減ってきたのである。別に大したことではない。例えば掃除を隅々までやるとか、毎日3食作るとか、そういった日常的なことの積み重ねで手を抜かなくなってきているのである。もちろん趣味の範囲とかもそれなりに拡大しているし、最近だと書類を集めるのに奔走したりとかいろいろある。

単に年を取って体力が衰えただけともいえるかもしれない。しかし、それであればより現状の自分の限界を確かに見極める必要がある。朝起きて、朝食作って掃除して買出ししてジムに行ったら15時くらいなんだけど、もう体力がないとかになってしまうと、何かあったときに全く動けない(割と切実)。

完全に自業自得なこと書いてるんだけど、ここ数週間ちょっといろいろあって上記の何かあった状態になっているのだが、ジムに行くのをキャンセルしても何かあったの何かが帳消しするぐらいに体力を持っていくので一つ一つのタスクを手抜きしないと倒れる状態になってたりする。しかも、この何かは無期限に続く系のものなのでふとこんなことを書いてたりする。若いのは精神年齢のみであるので肉体年齢相応にしないとという自戒。

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